こんにちは、ゲンガーです。
最近、中古車が異様に高いなと思いませんか?
車自体そんなに買い替える物でもないので、あまり中古車の値段を気にして見ている人は少ないと思いますが、コロナ以前に比べると、中古車価格は約1.5倍になっています。
値段が高騰していることもあり、新車で車を買うのとほぼ同じ値段で買うことになります。
では、なぜ中古車価格が高騰しているのか、僕の考えを書いていきたいと思います。
もくじ
中古車の値段が高騰している理由
中古車の値段が高騰しているのは、いくつか理由があると思っています。
新車の納期が遅れているから
なぜ新車の納期が遅れているのかというと、世界的に半導体不足になっているからです。
半導体不足の理由は、コロナで生産ラインを止めてしまったのもありますし、生活家電(スマホ、テレビなど)に優先して半導体を供給しているからです。
今までは、新車を注文してから1カ月もあれば納車されていましたが、コロナで半導体不足になってからは、早くて3ヶ月長いと1年半も待ってやっと納車されます。
車を複数台所有していて乗る車に困っていない人は待てるかもしれませんが、仕事で使う車や車が今すぐほしい方には一大事ですよね。
こんだけ納車に時間がかかると、車頼んでたっけってなりますよね(笑)
新車がないので下取りが減った
そもそも新車がないので、中古車を売って新車を買う事が出来なくなり、中古車自体が市場に出回らなくなったので、中古車の価格が高騰しています。
車の需要が上がってきている
コロナの影響で、電車通勤の人が車を使って移動する割合が増えたので
新車をすぐほしいのに時間がかかる→中古車を買おう
ということになり、中古車の需要が増えているところもあります。
海外でも日本車需要が高い
日本の人気車種が海外で高く売れるので、バイヤーの人たちが質の良い中古車をたくさん買っていき、中古車の相場が上がっています。
アメリカでは日本の車を輸入するのに、初年度登録が25年を過ぎたものしか輸入できない決まりがあるので、1990年後半に人気だった車が輸入できるようになり、中古車価格が高騰しています。
まとめ
中古車が高騰している理由の大きくは新車の納車が遅れているからですね。
生活に必要な家電製品に半導体を優先供給していることもあり、車は後回しになるのは仕方ないと思います。
今が一番中古車が高い時期だと思うので、安くなるまでにはあと2~3年かかりそうですね。
今買って次に乗り換えるときには、中古車価格が安定していると思うので、かなり損をする可能性が高いです。
更に中古車を買ってからすぐに乗れる車かどうかは買うまでわからないですし、買った後にメンテナンスが必要な車であれば、結局半導体が足りず部品が手に入らないこともあるかもしれません。
以上のことから、車がすぐに必要ない場合は、中古車の購入を先送りにした方が良いと僕は思います。